思考の錯覚と錯覚資産
久しぶりに更新しました。
思わず書きたくなったからです。
今週1冊の本に出会いました。
「勘違いさせる力」本がガッツリ5章分、Webで無料で読めます! → https://t.co/mihDY4efnH
— ふろむだ🍀新著Amazon1位(ビジネス)🍀5章分無料公開中 (@fromdusktildawn) 2018年8月24日
この本は図とイラストがキモですが、iPad/iPhoneではアプリのバグで画像がまともに表示されません。iPad/iPhoneの方は、iBooks、紙の本、PCのKindle等でお読みください。
さて、この本によると、
人は、一つの情報から直感で正しいと判断してしまう
のだそうです。
いや、自分は多様な視点から総合的に判断していると言う人がほとんどだと思います。私もそう言います。
しかし、世の中、どうしてこの人が採用されたのだろう
どうして出世したのだろう
どうしてフォロワーが数万人もいるのだろうと、思うことはありませんか?
それは、コネでしょ、学歴でしょ、上司に好かれているからでしょ、イケメンだからでしょ、等々思い当たることはありますよね。
人は見た目が大事とは、よく言われますが、本当のようです。様々な実験から立証されています。詳しくは本を読んでみて。
でも、見た目で判断なんかしていないと誰もが言います。
そうなんです。実際に見た目では判断していないのです。
???????
矛盾していると思った人。正解です!
ここがポイント!
人は、自分が一つの情報から直感で判断したことを、すべて辻褄が合うように、記憶を書き換えてしまうのだそうです。
それも
無意識にです。
これも実験から立証されているようです。
これを
思考の錯覚
と呼んでいます。
自分は多様な視点から判断できていると思っていただけに、信じたくないです。
しかし、無意識に行っている以上、どうすることもできないわけです。
この思考の錯覚は、誰もが持っているもので、周りの人が自分に対して持っている思考の錯覚は、一種の資産として機能しているのだと。
この資産を
錯覚資産
と読んでいます。
いわゆる、他人の勘違いによって得た評価のようなもの。そんな勘違いで評価されていないと思いたい。
自分の実力で評価されていると信じたい。
ただ、冷静に自分のこれまでを振り返ってみると、
あれっ、当てはまるかも
と思い当たるのです。
次回、自己紹介も兼ねて、自分が積み上げてきた錯覚資産について書きます。