お金の作り方を教える
前回に引き続き、「革命のファンファーレ」を読んでアウトプットしますね。
今回は、
「お金の作り方を学校で教えてくれない。」ということに注目してみた。
確かに、国語、数学という教科に「お金」はない。でも、社会科では、お金に関する内容はある。だから教えていないわけではない。
株式会社設立、株の購入といったシミュレーション教材もある。
http://www.jpx.co.jp/learning/education/school/materials/
http://www.ssg.ne.jp/smp/index.html
自分も社会科の時間に取り入れてみた。子どもたちは、シミュレーションとはいえ、経済の仕組みに触れることを実感できて楽しんでやっていました。
しかし、今はもう学生が株式会社のように出資を募ってやりたいことを実現している。
クラウドファンディングだ。
個人でも企画してプレゼンして、賛同が得られれば、お金が集まる。年齢は関係なく、やりたいことが実現する。こんな社会になっていることを教師は知っておくべきだ。
では、学校で教えることは、クラウドファンディングで成功するためのスキルを教えればよいのか。
答えはノーだ。
クラウドファンディングでお金が集まるポイントは、
信用と行動力
この二つは、これまでも、どこの学校でも大事に育ててきたことである。ただこれを、
人として大切なもの
として扱ってきた。いまでもそうだ。これは間違いではない。しかし、この人として大切なものを備えることと、好きなことを仕事化することが繋がるとは教えていない。それは、ある意味仕方がない。
これが時代の変化である。
「急速に社会が変化する時代」という言葉を様々な教育書で目にしてきたが、具体的に何がどのように変化したかまで捉えきれていなかった。それを捉えることまで、教師に求められたらお手上げである。そんなことは専門家に任せればいい。
専門家(たしか芸人さんだったような)の西野さん、どうもありがとうございます。
この先の社会をここまで示してくれている。ここからは、教師の出番である。
長くなったので今回はここまで。
次回は、「信用の稼ぎ方」について考えてみる。