仕事がなくなる。教師の仕事は大丈夫か?
久しぶりに書いています。この間、数冊本を読んだ。その中から、一つずつ書評してみる。
インプットしたことはアウトプットが必要。自分なりの見解なので、同じ本を読んだ人からご意見がもらえると嬉しいです。
まずは、「革命のファンファーレ」
この本は、2度目の読書である。こんなことは今まで珍しい。ビジネス書と学校は少し離れているように思われるが、学ぶべきことがたくさん含まれている。
特に、この本は、今の、これからの社会がどうなっていくかをこれまでの社会と比較して書かれていて面白い。
例えば、『好きなことして生きていけるほど、そのなかは甘くない』しかし実際に、ストレスがかかる単純作業の仕事から順にロボット化、機械化が進んで、この世からなくなっている。当たり前のようにあった改札の切符切り、高速道路の料金徴収。今の子どもたちには、そんな仕事があったのという世界である。
となると、どんな仕事が残るのだろうと考える。しかし、今ある仕事の生き残りではなく、これからの時代にあった仕事、働き方を促している。
『ここからは、”好きなことを仕事化するしか道が残されていない”時代だ』と。そして、
『多くの親や先生は、この変化を捉えていない』
その通りです。まさに、これまで子どもたちに、社会はそんなに甘くないと言ってきました。実際甘くないです。厳しいです。とことん努力して、全身全霊を注いで働いています(笑)。でも、冗談抜きで自分の仕事に自信をもってやるからには、とことん掘り下げていく。そんな仕事は楽しい。そんな仕事にで会えたことは、ありがたい。
そう考えると、好きなことを仕事にすれば、ブラックだなんて叫ばず、自分から進んでとことんやる。だって、楽しいのだから。
この考え方が「そんなに甘くない!」と言われるところだ。
しかし、今の、これからの社会は、
好きなことを仕事化することができる
でも、そんなこと学校で教えていない。自分で学んで、身に付けた人はもうすでに実践している。好きなことをとことんやって楽しんでお金を稼いでいる。いや、お金を作り出していると言った方がいいだろう。ただ、楽しいこと、自分が好きなことをしても仕事にはなりません。でも、お金の作り方を知れば、今では、年齢関係なくお金をつくることができる。それを学校は教えていない。
その通りである。
本にかかれている通り、教師は、お金の作り方を知らない人が多いはず。これを知っていれば、子どもたちの選択肢は大きく広がる。知ったもの勝ちにせず、教えていくべきだと思った。
こういう話をすると、「じゃあ、もう勉強しなくてもいいじゃん」という声が聞こえてきそうだ。
でも、あの石原さとみの彼氏の著書の編集者である箕輪厚介氏も講演会で、
「受験はいい制度だと思う。合格目指してとことん勉強に打ち込むことができる。人生でそんな時期があってもいい。」といっていた。
4/14愛知・刈谷にて
また、「不登校は不幸ではない」をキャッチコピーに8/19に全国各地での一斉集会を企画運営している小幡和輝氏も先日のライブ配信で、
「不登校はいいけど、義務教育の勉強は大事。学校に行かない分、家でやる必要はある。」と言っていた。
小幡和輝 #不登校は不幸じゃない (@nagomiobata)さんをチェックしよう https://twitter.com/nagomiobata?s=09
私も現在、外国籍の生徒が多く在籍する夜間中学の仕事に携わっているが、日本の義務教育はレベルが高いと痛感している。
学校も時代に応じて、学習内容をきちんと組み立てていく、まさにカリキュラムマネジメントが大事になってきた。そうしないと、学校の先生も改札の切符切りと同じ道を歩むことになる。
では、どうやって好きなことを仕事化するのか。次回、お金の作り方について考えてみる。