学校をアップデート❗

想像できないスピードで社会が変化している。これからの学校の在り方を一緒に考えていきましょう❗

~学校が変わるべきこと~ その2

~学校が変わるべきこと~その1で、


学校は閉鎖的である


ことについて書きました。

https://teacher2424.hatenablog.com/entry/2018/04/18/075615

では、どうして閉鎖的になるのか。

それは、

多くの先生が、何でも一人で担っているから。

先生の仕事はとにかく朝から晩までノンストップ。

登校指導に始まり、健康状態の把握、宿題の点検、授業はもちろんのこと、休み時間の安全面配慮、
給食・清掃指導、連絡帳記入の点検、持ち帰り忘れの点検、部活指導、下校指導。。。
この間に、突発的に起こる生徒指導、けがや体調不良の対応も。

子どもが帰ってからは、保護者への連絡、生徒指導・特別支援・授業研究・行事に関する会議、職員会議、学年会議、資質向上研修。。。

そして、今日の授業の評価、ノート点検、テストの採点、授業・行事・会議の準備、研究授業案の作成、授業の進捗状況の報告。。。

改めて書き出してみると、これをよく一人でやっていたものだと、我ながら感心します😊

誰が見ても有り得ない業務で、先生はどこで休憩しているのかと思うほどです。(現実、休憩などありませんね😅)休憩したら帰宅が遅くなるか仕事を持ち帰るかです😭

これだけのことを一人の教師でやっていれば、閉鎖的になるのも当然。

たしかに一人でやれてしまう先生もいる。一人の方がやり易いと思う先生もいる。でも、それではこれまでと変わらない働き方になってしまう。
この仕事量を見て、やりたいと思う若者はどんどん減ってしまう。人材確保はどの業界も必死。10年後、20年後を考えると、今、手を打たないと学校が厳しい状況になってしまう。その被害者は子どもたちです。


自分の仕事を投げてみる。


こんなことを言ったら、あいつさぼっている、手を抜こうとしているなんて声が聞こえてきそうだ。
でも、将来の学校の存続を考えて、今動く必要があると思います。


では、誰に投げるかである。
校内には受ける人なんていませーん❗
じゃあ、校外に。一つ扉が開きました👏

でも、人を雇うお金はない(;´д`)

まず一つは、ボランティア。
無償でやってくれる人なんていないでしょと思いがちですが、案外奉仕したいという方はいるもんですよ。

もう一つは、ワークシェアリング
本来は自治体が予算をつけて人を増やすべきです。でも、そんなのを待っていてたり、交渉したところで、増える数はしれています。
ならば、自前で雇ってしまえ❗その分の賃金交渉なら応じてもらいやすいはず。
法律上の問題があるかもしれないが、クラファンで働いてもらう人に支援する形にすれば、今日からでも始められる。どこの学校も親睦会費を集めていますよね。飲み会だけでなく、こんな使い方をするのもいいのでは。


外から学校へ。教員以外の空気感を学校へ。
そのためには、先生方の意識改革が大前提❗
入ってこられるとやりにくいという感覚でいると、社会の中の異質な場所にどんどんなってしまう。

~学校が変わるべきこと~ その1

学校を離れて1年が過ぎます。現在、外郭団体に出向中です。周りは教員以外の方ばかりです。外から学校を見ると、これまでとは違った姿として見えてきます。

そんな見方から、これからの学校がどうあるとよいかを考えてみました。

まず最初に思ったことは、



学校は閉鎖的である。



「そんなことはない💢😠💢」と聞こえてきそうだが、あえて言います。率先してやってないと行った方がいいかもしれませんね。


これまでも私も開かれた学校を目指して、色々な取り組みをしてきました。それでも、地域や保護者を巻き込むことが少なかったです。


ましてや、地域や外部の人とコラボすることはほとんどやれていなかった。


目の前の子どもたちと向き合うことは大事。

でも、外の空気に触れていかないと社会との感覚がずれていき、学校が浦島太郎になる。

そして、学校を出た子どもたちは本当に浦島太郎になってしまう。


どんなことでもいいから、どんどん学校に色々な人を入れて巻き込んでいってはどうでしょうか。

例えば、学習支援ボランティア、休み時間サポート、校外見学安全サポートなど。

社会、理科、生活科などにはどんどん専門家をよんで。

ボランティアが少しずつ根付いてきた今日。地域の方と学校がもっと近づけると学校が地域の核になる。それを創るのは、先生だけではなく、そこに住む住民が重要❗



学校がなかなか外と交じわれない要因を考えてみる。